伝え方が9割
超ベストセラー!!
伝え方が大事なのは薄々気づいている。
話が上手な人が得しているのも薄々気づいている。
ただ、それって持って生まれた才能やし、自分はコミュニケーション力ないし、損してばかりやけど仕方がない。
って思っている方にオススメの書籍です!!
著者は「シェラトンホテル・アサヒビール・福岡県」等のクリエイティブディレクターとして活躍され、アメリカの広告賞One Show Designにおいて日本人コピーライター初の「ゴールド賞」を受賞した佐々木 圭一さん。
華々しい経歴とは裏腹に元々はかなりコミュニケーションに苦手意識を持たれていた方。
幼少期から社会人のある時期まで、
・コミュニケーションが下手で発言は少なく、なるべく目立たないようにしていた
・自分を表現することが苦手で、文章を書くのも苦手。
・学生時代も先輩が書いたレポートを写して、語尾の「〜です」を「〜」だに書き換えるだけ
・大量入社した中で、たまたまコピーライター配属になった
・ストレスで1年で10キロ太った
そんな著者が
「伝え方にはシンプルな技術がある」
「感動的なことばは、つくることができる」
ということに気づいたことで、爆速で成果を出すことができた。という経験を基に、伝える技術を公開してくれる!といったコミュニケーションに苦手意識を持つ人には最高の良書です。
また、苦手でなくでも個人発信の時代、以下のような現状であると著者は分析しており、個人でも強い言葉を発する必要があると考えておられます!
まさにその通りやと感じます。
「情報の洪水」WEBの普及により、あまりにも情報が増え人が処理できる情報量を超えた。
人は自分の周りにある全ての情報を追うことができなくなりました。
そこで、知っている人/特定できる個人のコドバ以外をシャットダウンする状況になった。
■NoをYesに変える3つのステップ
1.自分の頭の中をそのままコトバにしない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをつくる
※相手の頭の中を想像するの切り口7つ
−相手の好きなこと
−嫌いなこと回避
−選択の自由(人は決断するのが苦手)
−認められたい欲
−あなた限定
−チームワーク化
−感謝
※共通して、自分のメリットでしかない伝え方をストレートに伝えてもNoがYESにはならない
相手の願いを実現させる答えは、自分の中にない。相手の中にある。
■強い言葉をつくる技術
1.サプライズ法
2.ギャップ法
3.赤裸々法
4.リピート法
5.クライマックス法※人の集中力は20分と言われている
驚いたのが以下、データ。
ここに驚くべきデータがあります。
世の中に存在して目にすることのできる情報量が、10年で530倍になったことです。
インターネット情報の増大が原因です、
ビジネス書1冊ぶんしかなかった情報が、10年で本棚丸ごと2つぶんに増えてしまったのです。
まさに、個人でも強い言葉をつくることができないと、発信したところで誰の目にも留まらない。
これって学校・会社なんでもそうですよね。
情報を遮断しがちな人へ届けられる強い言葉を作っていかないといけない。