なかなか動き出せない人必読の書籍!!
行動が大事なのはわかってる。
「意識を変えれば、行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる〜。」
そうなんかもしれないけど、動かれへんねん。って方にはオススメの書籍です。
この書籍はノルウェーで16万部売れている記録的ベストセラーで、
著者はオリンピック金メダリスト、トップクラスの経営者らを顧客に持つメンタルトレーナー「エリック・ベルランド・ラーセン」によって書かれた書籍です。
目次
1.「あの快感」を追い求める
2.「あの快感」を感じるための目標設計と継続の思考法
3. モードを使いこなす
4. まとめ
1.「あの快感」を追い求める
・類まれな結果を出す人と普通の人に違いは日常の小さな「正しい決断」を下すのが上手か下手か
・重要なのは才能ではなく、何を選択するか
・みんな正しい選択は知っているが、実行しない
・考え方を変え、「あの快感」を頻繁に体験し、「あの快感」を追いかければ正しい選択できる
・正しい選択は知っているが、実行しない
−パッと起きるか、ベッドの中でグズグズするか
−健康的な食事をとるか、ファストフードで済ませるか
−翌日の準備をしてから寝るか、成り行きに任せて寝てしまうか
−夜更かししてだらだらテレビや動画を観るか、早く寝て明日に備えるか
多くの人は正しい選択は知っているが、実行しない。
なぜなら選択は感情によってされ、人間は本能的に「楽」を選択するから。
そこで「あの快感」が必要になってくる
・「あの快感」とは?
−春に早起きして太陽の光を顔に浴びた時
−洗い立てのシーツで眠る時
−仕事で努力して、最高の業績を出した時
−熱心に勉強して、優秀な成績で卒業した時
※外部からもらうのではなく、運や偶然ではなく、意志や目標を持った行動の結果として得られるもの
この「あの快感」を追いかけることが、前に進む原動力になる。
本能的な楽<「あの快感」の状態を作れば、正しい選択が容易になる。
2. 「あの快感」を感じるための目標設計と継続の思考法
①現状把握(人生を俯瞰する)
時間は有限であることを意識すれば有効
時の流れの非情さに気づき、40歳頃から焦り始めて、初めて人生を俯瞰で見る人が多い。
学生時代や子供時代の決意は、あの頃の熱意やひたむきさはどこに行ってしまった?
・自分の価値観は?(家族、愛情、仕事、成長、地位、お金、社会貢献???)
・どんなライフスタイルを過ごすのがベスト?
②目標設計
良い目標は考えているだけで、「あの快感」が得られる
※SMARTとか有名ですよね。
とにかく、明確でワクワクする目標を設計する
③継続のためにはポジティブな思考
−定期的な目標の意識づけ
−心の呟きが人生を決める「パワーステートメント」
・「パワーステートメント」とは?
自分の人格を言い表すコンセプトや単語、表現のこと「自分は〜なんだ」と無意識で考えている人が多い
−ネガティブなパワーステートメント
・私はいつも遅刻する
・私は朝が弱い
・数学が苦手だ
・いつもギリギリまでやらない
−ポジティブなパワーステートメント
・私は強い人間だ
・私には決断力がある
・私は常に解決策を見つける
ネガティブなパワーステートメントを使っていると、
その自分を許してしまい、言葉通りの自分になってしまう。
ポジティブなパワーステートメントを使っていこう!
変化を続ければどんどん楽しくなり、長く続けることで習慣になる。
→自己研鑽が習慣に
3.モードを使いこなす!!
最高のパフォーマンスに適した状態を自ら引き出す!
・ウサインボルトは試合前のトラックでダンスをしてリラックス
・マイクタイソンは試合前「攻撃的になる」必要があった
・モハメドアリは、リラックスしてふざけている時に調子が良い
自分が最高のパフォーマンスを発揮できる状態は何なのか?
4.まとめ
この本を読んで、非常にしっくりきたポイントがありました。
人は選択肢があった時より「楽・楽しそう・ワクワクする」といったポジティブな感情が動く選択肢を取るということです。
「痛い・苦しい・怖い」といった選択肢はなかなか取れない。
「現状把握、自己分析が大事」「目標を明確に立てることが大事!」「継続は力なり!」「PDCAを回すことが重要」といった話はよく聞きますが、根本楽しくないとやりません。ってことなんですよね。
寝て楽したい<早起きして、行動して楽しみたい
ってならないと動かない。
そのためにワクワクする明確な目標が必要で、変化して、目標に近づいていくのが楽しいから継続できて、PDCAを回すことで状況が好転すると思えるから回せて。みたいな話なんかなと思います。
なかなか動けないなー、行動できないなー。って感じている人は
焦りや不安でいっぱいで、ワクワクすることが抜け落ちている可能性あるのでは?
と思うので、もしそう感じた方がいらっしゃれば是非本書読んでみてはいかがでしょうか。